2018年、日仏友好160周年を記念して開催された「サムライジャポン2018」。
折り畳み式畳「TATAMIZE®️」がメンバーとして参加したことは、私たちにとって大変意義深いことでした。
その縁がきっかけとなり、2024年3月3日に開催される「パリかるた2024」の公式スポンサーを務めることになりました。
これは私たちにとって大変光栄なことであり、日仏間の文化交流に貢献できる絶好の機会だと考えています。
これまで競技かるた用の畳は、中国製の簡易的なものしか存在していませんでした。
しかし、私たちは**「競技かるた用の畳を日本製で作ってほしい」という要望を受け**、サンク・ラスタ(株)にてその要望に応える形で制作を始めました。
このプロジェクトは、日本の伝統技術を結集させる挑戦であり、私たちにとっても大きな意義がありました。
日本文化は世界中に広がりを見せていますが、畳はその素晴らしい文化の一つです。フランスでも畳の需要は高まっていますが、従来の畳は持ち運びができないという大きな制約がありました。
そこで私たちは、「持ち運び可能で、かつ耐久性の高い畳」の開発に着手しました。
その結果が、折りたたみ式畳「TATAMIZE」です。日本製の樹脂で作られた「TATAMIZE」は、その利便性と耐久性から、発売から6年が経過した今も多くの人々に愛用されています。
TATAMIZEが関わる前までのパリかるた(2017年)
TATAMIZEがスポンサーになってからのパリかるた(2019)
「TATAMIZE」がパリかるた2024の公式スポンサーになることは、単なるスポンサーシップ以上の意味を持っています。
これは日本とフランスの文化の架け橋となり、両国間の友好関係を深めるとともに、新たな文化交流の扉を開く一歩となるでしょう。
「TATAMIZE」を通じて、私たちは日本の伝統文化を世界に広め、畳の文化的価値をさらに高めていきたいと考えています。
今後も**「TATAMIZE」は、日本の美と機能性を世界に伝えるべく、努力を重ねてまいります**。
パリかるた2024での活躍にどうぞご期待ください。
2022年のパリかるたの様子