第2期がスタートして早くも1ヶ月が経ちました。
今回の第2項では「自己承認力」をテーマに、自己認識力から一歩進んだ学びを深めました。
目次
【自己承認とは、「まずは自分を認めること」】
第1回目のテーマは「自己認識力」でした。
そこから約1ヶ月、生徒たちは毎日あるワークに取り組んできました。
それは、「自分を褒める」という、シンプルだけどとても深いワークです。
今日は自分のどんな行動を褒めたいか?
どんな気づきを自分に贈ってあげたいか?
日本人は「謙虚であるべき」という美徳のもと、自分を褒めることにブレーキをかけがちです。
でも、自分を認めることなく、他人を認めることはできません。
このメンタルブロックを外すことが、本当の自己理解への第一歩です。
【「承認」という土台の上に人間関係が築かれる】
第2項では、自分を受け入れる「自己承認力」にフォーカスしました。
ワークでは、自分の悩みやモヤモヤを仲間に素直に伝え、
聞き手はただただ受け止める、という「聴く・受け止める」体験を行いました。
人を褒める、叱る、その前に、
「自己承認」こそが人間関係のベースになるというメッセージを伝えています。
【本当の自己肯定感とは?3つの要素がカギ】
授業では、自己肯定感は以下の3つの要素で成り立つことを学びました。
1. 自己効力感(やればできると思える力)
2. 自己有用感(自分が誰かの役に立っているという実感)
3. 自己肯定感(そのままの自分を肯定できる心)
特に、「人の役に立てた」という体験は、自己肯定感を高める大きな原動力になります。
【チーム運営もスタート。主体性を育むフェーズへ】
今回から、参加者たちはチームを結成し、主体的な運営をスタートさせました。
指示を待つのではなく、「自分たちで動く」「自分ごととして考える」。
NLCの学びは、知識だけでなく“実践”を通じて深まっていきます。
【AI講義も実施。ゲスト講師・脇田社長のスペシャルセッション】
株式会社TsudoiBa
代表取締役 脇田 康之亮
ゲストには、実業家でありAI活用の第一人者である脇田社長をお迎えしました。
「AIが使えないのは、現代において馬車に乗っているようなもの」
という衝撃的な一言から講義はスタート。
AIは、業種に関係なく使いこなせることが求められる時代になっています。
上司からの信頼、部下からの尊敬、そして仕事の効率化。
これらすべてに直結するスキルとしてのAIの必要性と使い方について、実例を交えながら学びました。
【次回は「自己開示力」へ。自分の想いを“伝える力”を育む】
次の第3項では、いよいよ「自己開示力」へと進みます。
自分の中の想いを解放し、相手に届ける。
これまでの「認識」「承認」を経て、いよいよ“伝える”段階に入ります。
【最後に】
NLCでは、知識だけでなく感情や人間関係までを学ぶ研修を展開しています。
この1ヶ月で、たくさんの気づきと変化が生まれました。
参加者一人ひとりが「自分を認める」ことから始めた変化は、
これからさらに大きな波となって広がっていくはずです。
次回のレポートもお楽しみに。
講師
株式会社リングス
代表取締役 橋本涼
HP:https://ringusu.com/
NLC第2講MVL
Next Leaders College(NLC)では、毎回の講義ごとに「MVL(モストバリアブルリーダー)」を選出する仕組みがあります。
このMVLは、講義内の活躍や姿勢、また1ヶ月間の宿題への取り組みなどをもとに、生徒同士の投票によって決まります。
第2回から新たにスタートした「宿題MVL」の初代受賞者は、株式会社ラディア・ボディの森崎さんと、一般社団法人eightの山添君に決定しました。
この仕組みを通して、メンバー同士が互いに刺激を受け合い、学び合い、日々切磋琢磨する文化が育まれています。
NLCの学びには「三種の神器」と呼ばれる3つの要素があります。
1つ目は良き師匠を持つこと。
2つ目は良き学びを得ること。
3つ目は良き仲間と出会うこと。
この3つが揃うことで、人は学びを深め、実践を通じて本当の成長を遂げていきます。
NLCのカリキュラムは、これらの要素をすべて含んだ実践型。
学んだことを会社や日常の現場で生かし、リーダーとしての力を着実に育てていける内容となっています。
今後もMVLの発表を通して、仲間の頑張りに光を当てながら、共に学び合える環境を育てていきます。

